ブックタイトル鞄工房山本ランドセルカタログ2021

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概要

鞄工房山本ランドセルカタログ2021

ランドセルができるまでMAKING・R ANDOSERU01型入れ02裁断(CAD/CAM)03割り・漉き本革のランドセルづくりは、革の特性や繊維を見極めながら最適な部位と向きでパーツの型をとることからはじまります。パソコンから自動裁断機(CAD/CAM)に型データをインプットし、空気圧式のカッターで高速かつ高精度な裁断をおこないます。約2mmある革を1.0~1.8mmに仕上げます。また、部分的に革を薄く加工する「漉き」を行い0 . 0 5 m m単位で調整します。04パーツ作成05コバ塗り06前段まとめ縫製肩ベルトや背中など、ランドセルを形づくる各パーツを作成します。裁断面を丁寧に磨きながら、下塗り、本塗り、仕上げ塗りとニスを塗り重ねることで美しいコバ面に仕上げます。前段と呼ばれるランドセルの前面と、大マチ部分を縫い合わせていきます。07かぶせ・背中つなぎ縫製08キザミ09まとめ縫製背中とかぶせを縫い合わせます。左右で歪みが生じないよう気を配りつつ、真っすぐ正確に縫い合わせていきます。日本の鞄職人が誇る伝統の熟練技「キザミ」。鞄の角を細かく均一に寄せてひだをつくり、美しい扇形に整えます。「まとめ縫製」はランドセルづくりの大詰め。重ね合わせたパーツを、ボールペンの芯ほどもある太い針でしっかりと縫い上げます。当社Webサイトではより詳しい工程をご覧いただけます。また奈良の工房はいつでも見学OKです。ぜひ遊びに来てください。詳しい内容はこちら05